WithGrowに関するご質問、お問い合わせがございましたら、下記へお問い合わせください。

※ 当社はリモート業務のため、フォームやメールでのお問い合わせがスムーズです。

お問い合わせ先

テックキービジュアル

Case 06:テック業界

支援内容

人材育成・組織変革コンサルティング

IT人材

ITコンサルタント

Professional IT Persons

担当のIT人材

筒井 千晶
IT Consultant

人材育成および組織開発の面からプロジェクトの推進を支援する人材

Client’s Problems

クライアントの課題

コミュニケーションの問題

新プロダクトのローンチに向けて動いていたが、事業責任者、ディレクター、デザイナー、開発メンバーの連携が上手くいかず、コミュニケーション面でのロスが多発していた。

プロジェクト管理の不備

ローンチに向けてのマイルストーン設定、タスク洗い出し、役割分担が不十分であり、プロジェクトチームとして機能していない状態だった。

人材の役割認識とスキル不足

特に事業責任者とディレクターの役割認識が乏しく、知識・スキル不足も否めなかった。また、タスクに追われ全体を把握できておらず、最善の解決策も打ち出せていなかった。

士気低下と停滞状況

主体性を持って推進する人材がおらず、物事が停滞し全体の士気が下がり続ける状態に陥り、ローンチが遅延していた。

Policy & Suggestion

課題解決に向けた方針と提案

新規プロダクトのローンチを最優先で動きながら、並行して、現状把握・課題整理・解決策提示を行う想定で提案を行った。

プロジェクト相関図の把握

プロジェクトの現状把握のために、プロジェクトを取り巻く環境やステークホルダー・チームそれぞれの関係性を整理し、ステークホルダーの存在や関わり方、関係性によってプロジェクトの意思決定や成果に与える影響を整理する。

現状における課題洗い出し

組織課題・プロジェクト課題・開発課題に分類し、課題洗い出しを実施。

課題に対しての解決策提示

課題に対して、今後の進め方や解決策を検討し、クライアントへ提案。
・短期的なアプローチで解決できるもの/中長期的な取り組みが必要なもの
・プロジェクトとして解決できるもの/組織として取り組むもの
など、クライアントの意見も交えて検討。

優先事項の高いものから解決策実施

business Process

プロジェクト推進の手順

フェーズ画像
01

プロダクトローンチに向けて(2か月)

ローンチに向けて必要なタスクや検討事項を洗い出し、進捗状況を確認しました。その後、優先順位を再設定し、ロードマップと詳細スケジュールを作成しました。さらに、WBSの再作成を依頼しました。コミュニケーション面では、会議体を再設定し、アジェンダを再整理しました。

02

プロジェクト相関図の把握(1か月)

各関係者への個別ヒアリングや、各会議体へのオブザーブ参加を実施しました。ヒアリングでは、各々が期待すること・課題に感じていること・改善したいことなどを、プロダクトに閉じないテーマも扱いました。

03

課題整理・解決策提示(2か月)

相関把握の内容を元に、課題洗い出し・整理・解決策検討を実施しました。 課題整理をする際のTo-Be(どこを「あるべき姿」と捉えて課題出しをするか?の方針など)に関しては、随時クライアントと意見交換しながら、方向性を定めていきました。

04

解決策実施(8か月)

クライアントと相談のうえ、最重要課題を「プロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャー」育成に設定しました。求める人材像と現状のギャップを洗い出し、それを埋める人材育成カリキュラムを作成し、研修を実施。座学+グループディスカッション形式と決めて、プロジェクト現場の問題・課題をメインテーマに据えながら人材育成を行いました。

Hardship & Difficulties

プロジェクト推進するにあたっての苦労や困難

01

士気低下と他責思考

プロダクトローンチに向け、関係者の士気低下要因は多岐にわたり、共通して「他責思考」が顕著であることが課題でした。個別対策を実施し、自己責任意識の育成を目指す。

02

やらされてる感の充満

案件開始当初は、社内にやらされ感が漂っており、主体性をもって推進していく方向に転換するのに時間がかかった。

03

問題・課題の捉え方の違い

研修では、現場のテーマを扱う中で問題や課題の捉え方に違いがあり、最善の解決策を検討するのに時間がかかることがあったが、これらの違いを事前に把握することで致命的な事象を未然に防ぐ効果があり、研修の意義が大いに感じられた。

困難を支援する画像

Project Results & Effects

課題は解決したのか?
その効果は?

プロダクトローンチと円滑な運営

タイミングに若干の遅れはあったものの、大きなトラブルなくプロダクトをローンチ。役割の明確化とマイルストーンの達成を通じて、円滑な運営とコミュニケーションが確立された。

研修により、プロジェクト業務への理解が深まり、リーダー・マネージャーの役割認識が高まりました。受講者は常に課題に向き合う姿勢を醸成し、実践との相乗効果も生まれました。

全体的な課題整理を通じて、人材育成以外の課題にも対策を講じ、組織全体の成長を促進した。

業績アップ成功画像