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※ 当社はリモート業務のため、フォームやメールでのお問い合わせがスムーズです。
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ITコンサルティング
ITコンサルタント
サービス企画から業務改善まで顧客に寄り添いながら支援する人材
Client’s Problems
商流が代理店経由であったため、顧客情報を直接持つことができず、顧客の本来のニーズや今後の商品・サービス開発がうまく進まない状況でした。
社内に専属の情報システム担当者がいるものの、システムに関する情報を囲い込み、営業および管理部門との連携・コミュニケーションが不足していた。このため、部門間での相互不信が発生していました。
顧客管理および営業管理のためにITシステムを導入したものの、使いこなせずにExcel等での二重・三重管理が発生。これにより、作業コストの増加や入力ミス、入力不足、残業が発生していた。
Policy & Suggestion
消費者向けの新規事業をベースに顧客との直接接点を築くべく、CRMを再構築し、顧客情報を定期的に更新できる仕組みを提案しました。営業およびカスタマーサポート担当者が顧客と定期的にコミュニケーションを取れるようにし、顧客ニーズに即した商品・サービス開発の促進を目指しました。
経営サイドの情報ニーズをヒアリングし、経営戦略に基づいた短期・中期・長期の目標と共に整理します。また、現場の営業やCS担当者からのヒアリングや同伴、一部代行を通じて現場の活動状況を把握します。これに基づき、入力作業の目的やメリット、顧客コミュニケーションの重要性を複数回のグループディスカッションで理解してもらい、納得感を持って取り組めるITシステムの再構築を提案します。
情報システム担当者が孤立しないよう、定期的なミーティングと相談時間を設けることを提案しました。また、月に2回程度の“その場で改善タイム”を設け、軽微な問題や現場の課題を迅速に対応することで、現場からのシステムへの信頼感を高め、改善要望が出やすい環境を整えました。
business Process
クライアント企業の現状を詳細に把握するため、現行システムの調査や業務プロセスの分析を行いました。営業部門やCS担当者とのヒアリング、経営陣とのミーティングを通じて、現場の課題やニーズを洗い出しました。また、同伴や一部業務代行を通じて、実務の実態を把握し、どこにコストや時間がかかっているのかを詳細に確認しました。
経営戦略に基づいた短期・中期・長期の目標を設定しました。経営陣との綿密なディスカッションを通じて、必要な情報とその理由、得られた情報を基に実行したい施策を具体化しました。また、現場での活動を踏まえた業務効率化の目標も設定し、プロジェクトの全体像と進行方向を明確にしました。
現状が見えるレポートと現場が使いたくなるCRM構築を主テーマに、システムの再構築を行いました。システム説明用のわかりやすいドキュメントを用意し、全体説明会に加えてチームごとの時間も設けました。現場が入力・管理コストを感じず、楽になったと実感できるよう工夫しました。
一次対応フェーズで得られたデータをもとに、次の施策や戦略についてディスカッションを重ね、必要な顧客管理と活動を検討しました。その結果、CRMシステムを強化・構築し、スタッフへの教育および継続的なサポートも実施しました。
Hardship & Difficulties
従来のデータも取得しつつ、今後のデータドリブンのメリットを繰り返し説明し、理解してもらう努力に注力しました。
業務プロセスを全体で見える化し、共有。各部門が相互理解を深め、全体の業務改善に向けた相談がしやすい環境を整備。
定期的なミーティングや相談時間を設け、システムの改善や情報共有を推進。月に2回の“その場で改善タイム”を設けることで、現場からのシステムへの信頼感を高め、改善要望が出やすい環境を整備。
Project Results & Effects
顧客情報の事前把握により、営業担当者が効率的に課題解決策を準備できるようになり、顧客との信頼関係が向上しました。さらに、相談を通じて新たなニーズを発見し、新サービスの開発につながりました。
営業スタッフを半数に減らしながら、顧客接点を約2倍に増加させました。また、CSスタッフの増員により顧客の継続率と平均単価が向上し、業務効率の改善と売上の増加を実現しました。
複数の若手スタッフに教育プログラムを実施し、IT業務を分担させました。彼らは各部署のITリーダーとして資料作成や質問対応、要件取りまとめを行うようになり、全社のIT推進基盤が強化されました。これにより、現場からのシステムへの信頼感が高まり、改善要望がスムーズに出されるようになりました。